管理人のブラジル回想記

※実話を過去の日記に基づいて回想しております。

 

No48

3月25日、日本からの短期留学生が2名やってきた。

17歳と14歳。

彼らは日本に帰れば所属チームもある。

余談になるが、この時来ていた14歳の子は、高校3年時に高校選手権に出場していた。

僕らは日本に帰っても、誰も待っていない。

 

チーム練習らしいことをして、この二人の日本人のために試合を組むという。

相手はアマチュアでも、そこそこの実力のチームを選ぶという。

まあ、いいじゃない。

 

そんな矢先、トラブル発生。

午前の練習終了後、部屋の中から音がする。

鍵はしっかり閉めていた…なんだろう?

 

ドアを開けた途端、唖然とした…。

天井から、水道管が破裂したらしく、水が音を立てて流れ込んでいた…。

僕のベッドは端だった為に無事。

反対サイドだった小高のベッドも無事。

市川からやってきていた林のベッドと、北海道から来ていた北西のベッドは…水浸しだった。

…笑うしかなかった。

水道管の破裂のため、その日1日は水が茶色く、飲めなかった。

実はブラジルでは水道の水が飲めないのだが、僕らはいつしか順応してしまい、水道の水を余裕で飲んでいた。

しかし、この日ばかりは水が飲めない。

しょうがないので、いつもは買わない水を買う羽目に…。

 

お気づきの方も多いと思うが、ハット

はツータッチゲームが好きで、練習はこればかりだった。

これも今になってみると、真剣に取り組めればよかったなと思う。

日記を確認すると、9割方午後の練習はツータッチゲーム。

アップ後ゲームになるのだが、残念ながらこのころは、つまらない練習としか考えない自分がいた。

 

続く