管理人のブラジル回想記

※実話を過去の日記に基づいて回想しております。

 

No62

 

練習は真面目にやっていた。

とにかく真面目にやっていた。

午前の規定の練習の後に自主練、午後の規定の練習の後も自主練。

 

ボールを使い、ドリブルシュートや、トラップの練習を一人黙々としていた。

他の日本人選手もとにかく真面目だった。

フィジカル、基本…誰一人手を抜いている奴はいなかった。

 

そんな中…。

出場停止になる試合は1試合になったのだが、なんと審判のストライキと重なり、公式戦に出られるようになるには、予定よりも1週間伸びることになってしまった。

 

それでも腐るわけにはいかないので、練習試合でもPKを蹴るときは志願するなど、アピールを続けたつもりだった。

5/14の日記に

行動に移せば必ずいいことがある!腐らずに一人でも行動に移そう!

と書いてある。

 

5/19

練習試合。

グランドに着いてみてびっくり!

普段は牛と馬が放牧されているらしく、糞だらけのグランドだった。

それがとにかくひどい…

それでも、ブラジル人選手達は着替え始めた。

日本では考えられない。

その日の試合でも、1ゴール1アシスト…好調だった。

 

翌日…両足のふくらはぎに激痛が走った。

試合の翌日のため、オフだったのが幸いだった。

 

それでも自主練を休むことはなかった。

軽くだけれど、動くことをやめたくない…。

気持ちを切ったら、差がつくような気がしていたから…

 

5/20の日記

マッサージ等、かなり痛いのを我慢して、アレッシャンドレにやってもらったけど、良くなったのかわからない。負けたくないから、怪我を早く治して練習したい。

カミニャーダ(長距離走)も走るつもり。

 

翌日…無理して走ったカミニャーダ。

午後の練習は休まざるを得なかった…。

 

バカだな…。