管理人のブラジル回想記
※実話を過去の日記に基づいて回想しております。
No67
いつものように、恒例の火曜はカミニャーダ(長距離走)。
本当に辛いのだが、その後の水、そう、ただの水を飲むのが本当に美味い。
6/5、練習試合。
水曜の午後、街のセレソンジュニオールとの試合。既に何度か試合をしている相手。
平日に練習しているクラブはそんなにないので、よい練習試合の相手なのだろう。
試合は2−2の引き分け。
僕はと言えば、前半はまずまずだったのだが、自分の前にいるFWのホナウドとの相性が悪く、後半はほとんど彼からボールのリターンがない状態。
ラテラウ(サイドバック)のアレッシャンドレも、『ホナウドにボールが回ると、彼はボールを回してくれない』とぼやいていた。
どうやら、問題児に悩んでいたのは僕だけではないらしい。
このホナウドは、確かに技術は良いものを持っていた。
チームの得点王も彼だった。
しかし、チームを考えると…問題だった。
人間的にも頑固で、聞く耳を持たない。
4−3−3のシステムを採用していたチーム。
僕は中盤の左。彼はトップの左。関わらないわけがない。
左のラテラウのアレッシャンドレも同じ悩みを抱えていて当然だった。
問題は解決しないままだった。
翌日は自主練。
そして、6/7、練習試合。
相手は街のセレソン・インファンチウ。
年代で言えば、中学生だった。
結果、2−2。
不本意な試合。
相手は非常に満足そうだった。
僕たちの他に、チームに混ざったのは、やはり15歳ぐらいの選手達。
それでも…勝たなきゃいけないと感じた。
内容はどうあれ、プライドとして、その年代には勝たなくてはいけないよね。
日記には多くが書かれていなかったけれど、悔しさを感じた。
今でもそんな性格は変わらないのかな。