管理人のブラジル回想記

No7

 

ジャバクアラでの初練習。

ピッチでのミーティング中に、ジョルジさんとピッチ内へ入った。

初めに、金髪の白人選手と握手。

その他、数名の選手と握手。

さすがに日本人を見る目が興味深そうだった。

 

選手との顔合わせだと思っていたら、

『すぐ着替えろ』ということで、練習に参加した。

内容的には日本でやるものとほとんど変わらない。

投げられたボールを返す…基本練習。

初めて一緒に練習した選手はピンタードといった。

教えたがりで、本人が特別上手いわけではないのだけれど、丁寧に他の選手にも得意げに練習内容を説明している。

 

監督のレーロは、とても熱い人で、サントスFCで17歳以下のカテゴリーをサンパウロ州選手権で優勝させたという。

選手はほとんどサントスFCから移籍してきた選手。

 

そして…シュート練習になり、カルチャーショックを受ける。

内容やシュートが凄いのではない。

並ぶ→自分の番がいつまで経っても回ってこない。

ボールを持っている選手が勝手にシュートを打ってしまう。

これは自己主張が強くないと、いつまで経ってもボールを回してもらえない…。

 

日本人のマナーの良さは、こういうところで損をする。

 

ある程度ちやほやされ、初めての練習が終わった…。

 

続く