管理人のブラジル回想記

※実話を過去の日記に基づいて回想しております。

 

No74

 

午前にフィジカル中心の練習で、午後はドイストッキと呼ばれる2タッチゲーム。

基本的にはそういう流れが当たり前になっていた。

しかし、僕はどうもこの2タッチゲームが苦手だった。

 

言い訳になるが、僕は2タッチ以内の判断だけでなく、フリーの時の判断で、キープだったり、ドリブルだったり、その判断はいつするんだろう?という疑問がついて回っていた。

 

しかし、皮肉にも、2タッチゲームの意味を理解したのは、日本に帰ってきてからだった。

ボールをキープするということは、ボールに触ることではない。

だから、それを2タッチ以内で行うか?

それがブラジルにいたときに理解が出来ていたら…残念だ。

 

ピッチ全体を使って、UCEの選手だけでなく、近所のそこそこ蹴れる連中をハットが集めて、2タッチゲームを15対15ぐらいで行っていた。

GKは別メニューのため、シュートはヘッドのみ。

これが盛り上がる。

レクリエーションの意味もあったし、当時の日記にはグチばっかりだったけれど、今となっては懐かしい。

 

だいたい、終了間際になると、僕とホナウド、マッキットという3人でボールを回し始める。

そして、相手チームを挑発する・笑

fantasmaの選手とも今、このノリで3対1で盛り上がる。

 

ブラジルの強さは、このドイストッキにあるのかもしれない。