管理人のブラジル回想記

※実話を過去の日記に基づいて回想しております。

 

No81

 

日本がブラジルに勝ったことで、少々日本人として嬉しかったのも束の間、次の試合でブラジルはハンガリーに3−1と完勝し、日本はナイジェリアに0−2と良いところ無く敗れた。

翌日からは元のブラジルに戻っていた。

『やっぱり日本は日本だね…』言葉には出さないけれども、街行く人も目で訴えている感じ。

 

練習もいつも通りに午前中フィジカル、午後ドイストッキ(ツータッチゲーム)といった感じ。

僕を含め、日本人選手達は自主練にも明け暮れていた。

 

7/25、ブラジル対ナイジェリアは1−0でブラジル。

日本もハンガリーに勝ったらしいが、得失点差で及ばず。

日本はメダルに届かなかった。

逆にブラジル国内は、サッカーでの金メダルへの期待へと望みをつないだ。

 

恒例の午後のツータッチゲームでは、フリーの状態からとはいえ、左右両方からクロスを上げまくり、ブラジル人選手や会長からも褒められるようになっていた。

でもなぁ、試合でこのプレーができなきゃ評価されないんだろうな…とか考えていたけど…。

 

週末は近くの街に遠征だということになっていた。

 

実際にアマチュア相手とはいえ、今になって思えば試合経験は試合に出ないと積めないもの。

会長を含め、よく日本人選手を根気よく使ってくれたと思う。

感謝だな…。

 

試合の前日、ちょっと疲れていたので、ジョギングとストレッチのみで練習は終了した。