管理人のブラジル回想記

※実話を過去の日記に基づいて回想しております。

 

No84

あれだけ金メダル確実と思われていたブラジルは、3位決定戦でポルトガルを5−0で下し、結局銅メダルに終わった。

ブラジル人達には、『日本はブラジルに勝ったけど、何色のメダルを取ったんだい?』と皮肉られた。

個人的に、クラブの移動ができなかったこともあり、何を言われてもむかつく始末。

 

試合の予定もなく、いつも行く軽食屋でハンバーガーを食べながらアトランタオリンピックの決勝を見た。

 

決勝戦のカードはナイジェリア対アルゼンチン。

僕はアルゼンチンがあまり好きではないから、ナイジェリアを応援していた。

でも、試合の結果なんかどうでもよかった。

3−2、Vゴールでナイジェリアがアトランタオリンピックを制した。

でも、本当にどうでもよかった。

 

はぁ、明日からどうしようかな。

 

翌日の8/4日曜日、練習試合。

試合は3−2で勝ったけど、どうもFWの選手との相性が悪い。

僕はMFで、同サイドのDFも同じことを言っていた。

『アイツにパスを出しても戻さないんだよ』

 

試合に勝ってもさぁ、自分が活躍できないとつまらないんだよね。

 

8/5

夕方にトレーニングジムへ行くと、メニューがキツくなった。

帰り際、アイスとハンバーガーを食べる。

それがささやかな楽しみ。気晴らし。

 

8/6、

恒例のカミニャーダ(長距離走)

午後はドイストッキ(ツータッチゲーム)

自主練ではボールを使って遊ぶ程度。

 

8/7

午前サーキット、

午後ドイストッキ

 

当たり前なんだけど、そんな週のお決まりの練習メニューをこなすのも、あと1ヶ月を切った。

8月いっぱいで帰国なのだから。

 

8/8の日記で面白いことを書いている

略…良いサッカーをして負けるなら、みんな楽しめて負けたとしたら、それはそれで次につながるはずだ…

こんなこと、当時から思っていたんだな。